東京市場のドル/円は、米国の対中追加関税リスト公表を嫌気して111円台を割り込みました。ただ110.70円台の前日安値付近で底堅く推移すると、午後にかけては買い戻しが入り、111円台を回復しています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


7/11(水)
16:30 プラートECB専務理事、講演 
21:00 メルシュECB専務理事、講演 
21:30☆6月米卸売物価指数
23:00☆カナダ中銀、政策金利発表
23:00 5月米卸売売上高
23:00 5月米卸売在庫
23:30 EIA週間原油在庫統計 
24:15☆ポロズ・カナダ中銀総裁、記者会見 
24:35☆カーニーBOE総裁、講演 
26:00 米10年債入札 (220億ドル)
29:30☆ウィリアムズ米NY連銀総裁、講演 
---- ☆NATO首脳会議(ブリュッセル、12日まで) 

※☆は特に注目の材料


 最近のドル/円は、株安でも下げにくくなっています。今日のようにリスク回避局面でドルが買われるケースが多いためでしょう。ただ、貿易戦争の影響で米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げがペースダウンするとの見方が強まれば、米長期金利の低下とともにドル/円も下落する事になるでしょう。そうした中、米連邦公開市場委員会(FOMC)の副委員長でもあるウィリアムズNY連銀総裁の発言には念のため注目です。また、NATO首脳会議でのトランプ米大統領の発言が新たなリスクの火ダネにならないか、気になるところでもあります。


(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.600-111.500円)

(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)