交通運輸省は、通信・IT分野最大手FPT情報通信[FPT]傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)が自社開発する自動運転車の走行実験の対象範囲拡大を許可した。

  これにより、FPTソフトウェアはホーチミン市9区のサイゴンハイテクパーク(SHTP)内で走行実験を行うことができることになった。

  これに先立ち、FPTソフトウェアは、◇ホアラックハイテクパーク(ハノイ市)、◇FPTシティ・ダナン都市区(南中部沿岸地方ダナン市)、◇サイゴンハイテクパーク(ホーチミン市)の3か所で走行実験を行うことについて交通運輸省に申請していた。

  同社は2016年に自動運転車の研究を開始し、2017年10月に国内初の自動運転車を発表。その後、同社敷地内で走行実験を実施している。

  SHTP内の道路で走行実験を行うにあたっては、SHTP当局に実験計画を通知し、承認を得た上で行わなければならない。また、実験中も車内と車外に監視員を配置するなどして安全面を確保しなければならない。

  同社は現在、世界企業約40社に向けた自動車・自動運転車に関するプロジェクトを展開している。2020年までに自動車・自動運転車関連事業による売上高を2億USD(約220億円)とすることを目指す。(情報提供:VERAC)