本日は米国が340億ドル相当の中国製品に対する追加関税を発動する見通しだ。中国も直ちに対抗措置を発動するとしており、報道によれば両国間で発動回避に向けた土壇場の協議が行われている様子はない模様。発動予定時刻は米東部時間24時過ぎで、日本時間13時過ぎとなる事からアジア市場への影響を注視したい。ただ、各種報道などによって発動自体は織り込み済みと言えそうだ。
 アジア市場が無難に消化できれば、関心は米6月雇用統計(21:30)に向かう事になるだろう。市場予想は非農業部門雇用者数が19.5万人増、失業率は3.8%となっている。また、平均時給は前月比+0.3%、前年比+2.8%と見込まれている。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、米政権の通商政策が成長を阻害しないか注視する構えが示されたが、雇用統計の予想値を見る限り、そうした兆候は見込まれていないようだ。
 本日の予想レンジ:110.000-111.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)