アイ・ピー・エス <4390> (東マ)は、6月27日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、情報通信事業、人材育成・派遣・紹介事業、メディア・イベント企画事業を行っている。現在では、同社グループ全体で、日本・フィリピンそれぞれの国内での通信事業、フィリピンと各国をつなぐ国際通信事業、職業紹介等の在留フィリピン人関連事業及び医療事業に取り組んでいる。
 
 国内通信事業では、大手電話会社2社の通信回線サービスを、秒単位で課金するサービスを提供しているほか、SIPトランクサービスも提供している。MVNO事業者様に対して、格安な通話サービスを実現できるシステムをOEM形態で提供している。AmeyoJとは、コールセンター運営用ソフトウェアで、全世界で4,000社以上の導入実績がある。電気通信事業者として各電気通信事業者に接続している強みと、小回りの利く交換機器を利用し、通信サービスをOEM形態で提供している。海外のメガキャリアが日本に立ち上げたデータセンターを取得し、運営している。
 
 海外通信事業では、フィリピンのケーブルテレビ事業者に対して、インターネットと接続できる、香港までの回線を提供している。InfiniVANは、マニラ首都圏地域において、オフィス・住居向けに光インターネットサービスを提供する予定。
 
 国際人材事業では、外国人人材紹介・派遣サービス、タガログ語新聞・求人サイト、各種イベント企画、『VOXTV』IPTV 配信サービスの提供を行っている。
 
 今2019年年3月期第2四半期業績予想は、売上高28億9800万円(前年同期比15.0%増)、営業利益4億0800万円(同5.6%増)、経常利益4億円(同3.8%増)、純利益2億2400万円(同3.0%減)を見込む。
 
 今19年3月期業績予想は、売上高61億0700万円(前期比14.6%増)、営業利益9億2100万円(同2.1%増)、経常利益9億0600万円(同10.7%増)、純利益5億5500万円(同15.5%増)を見込む。上場で調達した資金は、フィリピンでの光ケーブルの敷設など通信サービスの強化に充てる計画で、年間配当は、無配を予定している。
 
 株価は、上場初日の6月27日公開価格3900円を71.0%上回る6670円で初値をつけ、高値7250円と上昇。同29日高値8580円、7月2日9840円ストップ高と上値を伸ばしている。フィリピンでの光ケーブルの敷設など通信サービスの強化で、高い成長が続くとの期待感が高まっている。全般は主力株中心に様子見気分が強まっており、IPO人気が続く可能性もありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)