29日のドル/円は、一時110.94円前後まで上昇して月初来高値を更新。ただ、ユーロ急騰の裏でドルが全般的に弱含んだ影響などもあって111円台には乗せられなかった。本日から下半期入りとなり、前週に観測された米企業によるリパトリのドル買いフローなどは期待しにくい。そうなると、111円突破のカギを握るのは米6月ISM製造業景況指数(23:00)などの材料面という事になるだろう。
 ただ、トランプ米政権が仕掛ける貿易戦争が企業マインドの悪化に繋がっていないか一抹の不安は残る。そのほか、アジアタイムは日銀短観(08:50)や中国6月財新/製造業PMI(10:45)などが発表される。これらを受けた日経平均株価や中国上海株の動きにも注目が集まりそうだ。
 本日の予想レンジ:110.200-111.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)