Hamee <3134> は、スマホ・タブレット向けアクセサリーを販売するコマース事業を主力として、クラウド型EC事業者支援のプラットフォーム事業も展開している。18年4月期は計画超の2桁増収増益だった。19年4月期も増収増益、そして連続増配予想である。株価は戻りの鈍い展開だが調整一巡して反発を期待したい。
 
■コマース事業主力にプラットフォーム事業も展開
 
 スマホ・タブレット向けのクセサリーを販売するコマース事業を主力として、EC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」によるクラウド型EC事業者支援のプラットフォーム事業も展開している。収益面では、スマホ新機種発表やクリスマス需要などの影響で、第1四半期の構成比が小さく、第3四半期の構成比が高くなる季節特性がある。
 
 17年9月にはクマ型メッセージロボット「HAMIC Bear」を発表した。IoT分野に進出してプラットフォーム事業との新たな相乗効果を創出する。17年11月にはスマートフォン関連プロダクトを製造するスタートアップ・ベンチャー企業の販売・生産のサポートを目的としたプロダクト・インキュベーション・プロジェクト「IGNICTION」を開始した。18年4月にはEC事業者向けコンサルティング会社のJSコンサルティングを子会社化(Hameeコンサルティングに商号変更)した。
 
■19年4月期も増収増益・連続増配予想
 
 18年4月期連結業績は、売上高が17年4月期比10.3%増の93億76百万円、営業利益が24.7%増の13億79百万円、経常利益が20.9%増の12億66百万円、純利益が25.4%増の8億72百万円だった。
 
 主力のコマース事業が8.5%増収、さらにプラットフォーム事業が21.6%増収と伸長し、プラットフォーム事業の先行投資負担を吸収して、計画超の2桁増収増益だった。配当は1円増配の年間5円50銭(期末一括)とした。
 
 19年4月期連結業績予想は、売上高が18年4月期比8.9%増の102億14百万円、営業利益が1.7%増の14億03百万円、経常利益が9.8%増の13億91百万円、純利益が12.2%増の9億79百万円としている。
 
 国内コマース事業を保守的に見込んでいるが増収増益予想である。好業績を期待したい。なお配当予想は1円増配の年間6円50銭(期末一括)としている。
 
■株価は調整一巡して反発期待
 
 株価はやや戻りの鈍い展開だ。6月20日には1516円まで下押して4月の安値1480円に接近する場面があった。6月22日の終値は1577円、今期予想連結PERは約26倍、時価総額は約253億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、1500円近辺が下値支持線となりそうだ。調整一巡して反発を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)