昨日のドル/円は、東京市場で一時110.70円台へと上昇したが、NY市場では110円台を割り込んで109.80円台まで反落した。貿易摩擦への懸念から自動車など工業株への売りが膨らみNYダウ平均が下落。米長期金利も低下する中でドル売り円買いが強まった。米6月フィラデルフィア連銀製造業指数が約1年半ぶりの水準に低下した事も投資家心理を冷やした模様。
 本日は米6月製造業PMI・速報値(22:45)に注目したい。ISM製造業景況指数の影であまり目立たない指標だが、米国景気に先行する傾向がある重要統計だ。市場予想は56.1となっており、前回(56.4)から僅かに低下すると見られている。貿易問題の米製造業への影響が不安視される中、予想を下回って低下すれば米国株とドルの下押しに繋がると見られるため警戒が必要だろう。
 本日の予想レンジ:109.300-110.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)