ログリー <6579> (東マ)は、6月20日に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。同社は、ネイティブ広告プラットフォームである「logly lift」を軸に、インターネット市場において「テクノロジーで圧倒的ナンバーワンの企業になる」という目的実現のために、継続してインフィード(媒体コンテンツの枠内に表示する広告)とレコメンドウィジェット(媒体コンテンツページ内に設置するレコメンド枠を表示する広告)の両方に注力している。
 
 同社は、ネイティブ広告プラットフォームである「logly lift」を利用したネイティブ広告配信サービスを提供しており、ウェブサイト上に、ユーザーがWEBコンテンツを閲覧し、ユーザーが情報と接する際の体験を妨げないことを目的としたネイティブ広告を配信している。
 
 同社は、広告を掲載する広告枠を媒体社から仕入れ、その広告枠に配信した広告がユーザーにクリックされると、あらかじめ定められた広告単価に応じた収益が広告主もしくは広告代理店から同社に支払われる。また、同社の広告枠の在庫が増えれば、より広告に適した配信先を選別出来るようになることから、広告の配信効果が高まり、広告主もしくは広告代理店から同社への広告配信依頼が増加する仕組みとなっている。
 
 今19年3月期第2四半期業績予想は、売上高9億5700万円(前年同期比31.8%増)、営業利益7900万円(同198.2%増)、経常利益6200万円(同145.2%増)、純利益3900万円(同5.7%増)を見込む。
 
 今19年3月期業績予想は、売上高20億2600万円(前期比26.2%増)、営業利益1億8000万円(同43.5%増)、経常利益1億6200万円(同31.4%増)、純利益1億1500万円(同10.5%増)を見込む。調達資金はエンジニアを中心とした人材確保とシステムの強化、2019年初めに計画するオフィスの移転費用に充てる計画で、年間配当は無配を予定している。
 
 株価は、上場初日の6月20日公開価格1860円の2.3倍相当の気配値上限の4280円で買い気配で終了した。ネイティブ広告のインターネット広告市場における市場規模は、2017年は前年比36%増の1903億円に達しているが、さらに2023年には3921億円にまで達すると予測されていることから、成長余地は拡がるとの見方から買いが膨らんでおり、IPO人気が続く可能性が高まりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)