国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)ロシア大会が、ベトナム時間14日22時に開幕した。こうした中、ホーチミン市内の家電量販店は、開幕に間に合わせようとする駆け込み需要で、開幕当日の朝にテレビを購入しに来店する客で賑わった。

  「グエンキム(Nguyen Kim)」や「ティエンホア(Thien Hoa)」、「チョロン(Cho Lon)」、「ディエンマイサイン(Dien May Xanh)」など、同市内の家電量販店大手に訪れていた客に話を聞くと、以前から購入しようと検討した末、開幕直前にテレビを購入しに来たという人が多いようだ。

  1区チャンフンダオ通りにある家電量販店でテレビを購入した男性は、かねてから40インチのテレビに狙いをつけ値下げを待っていたそう。ところが、思っていたほど値が下がらなかったため、W杯開幕当日になって700万VND(約3万4000円)超のテレビを購入することにしたという。

  ティエンホアのブイ・フー・クアン・アン営業部長によると、ベトナムテレビ局(VTV)がW杯の放映権を正式に取得した直後からテレビ市場が活発化し、同社の店舗ではテレビの売上げが通常時の2倍になり、開幕当日の14日に至っては通常時の3倍を記録した。

  また、市内各地へのテレビの配送と設置のためにスタッフを増員して、店舗からの距離が12km以内なら1時間以内、12~20kmなら4時間以内、40km以上なら6時間以内の配送を約束している。

  家電量販店各社によると、W杯の特需に対応できるよう市内の各店舗では大型液晶テレビの在庫を十分に確保しており、近日中に魅力的なキャンペーンを実施する予定だという。(情報提供:VERAC)