今シーズンの東北部地方バクザン省産ライチのホーチミン市への入荷が、まもなく本格的に始まる。市内の各スーパーマーケットなどで8日頃から販売される予定で、小売最大手のホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)では500t以上の販売を見込んでいる。

  バクザン省商工局によると、2018年のライチの栽培面積は約2万9000haで、生産量は15万~18万tと予想されている。このうち早生種は3万tで、5月25日から収穫が始まった。中生種の収穫は6月15日~7月25日の予定だ。

  ライチの販売は、輸出と国内市場がほぼ半分ずつ。輸出先は中国が最も多いが、米国、欧州連合(EU)、日本、韓国、オーストラリア、マレーシアなど30か国・地域に拡大している。今年は中東諸国やタイ、カナダなどの市場開拓に力を入れるという。

  ホーチミン市ホックモン卸売市場では、5月末から1日当たり約40tの早生種ライチの入荷が始まっており、1kg当たり1万8500~2万3000VND(約89.4~111円)で取引されている。市内での小売価格は種類によって3万~7万VND(約145~338円)と幅がある。(情報提供:VERAC)