東京市場のドル/円は、108円台後半で上値の重い展開となりました。

 イタリアを巡る過度な不安が後退する中、アジア株はほぼ全面高となりましたが、月末に絡む実需のドル売りなどが重しとなったようで108.90円台で頭打ちとなっています。

 欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

  
5/31(木)
18:00 ユーロ圏4月失業率
18:00☆ユーロ圏5月消費者物価指数(HICP)速報
18:30 南ア4月生産者物価指数
19:00 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
20:30 米5月チャレンジャー人員削減予定数
21:00 南ア4月貿易収支
21:30 カナダ3月GDP 
21:30☆カナダ1-3月期GDP
21:30☆米4月個人消費支出(PCE)
21:30 米4月個人所得
21:30☆米4月PCEコアデフレーター
21:30☆米新規失業保険申請件数
22:45 米5月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米4月中古住宅販売保留件数指数
24:00 EIA週間原油在庫統計 
25:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
26:00 ブレイナード米FRB理事、講演
----- G7財務相・中央銀行総裁会議(カナダ・ウィスラー、2日まで)

6/1(金)
10:45☆ 中国5月財新/製造業PMI

※☆は特に注目の材料

 イタリア政局懸念はひとまず緩和方向ですが、根本的に事態が改善に向かっているわけではありません。

 また、本日は月末最終日であり、明日には米雇用統計の発表を控えているとあって、円売りが強まる雰囲気にはなりにくそうです。

 米4月PCEコアデフレーターや米新規失業保険申請件数などの経済指標の結果にも目が向きにくいでしょう。

 また、月末のロンドンフィキシング(日本時間24時)前後は実需のフローに振られやすいため注意したいところです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:108.300-109.300円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)