東京市場のドル/円は、イタリアやスペインの政局不安を背景に上値の重い展開となりました。

 ただ、欧州市場の動向を確認したいとの意向も強く、108円台前半では下げ渋っています。

 まずは、欧米市場の注目材料を確認しておきましょう。


5/30(水)
16:55☆独5月雇用統計
18:00  ユーロ圏5月消費者信頼感・確報
21:00☆独5月消費者物価指数・速報
21:15☆米5月ADP全国雇用者数
21:30☆米1-3月期GDP・改定
21:30  米1-3月期個人消費・改定
21:30  米4月卸売在庫
21:30  カナダ1-3月期経常収支
23:00☆カナダ中銀政策金利発表
27:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)     
  
5/31(木)
10:00☆中国5月製造業PMI
10:00 中国5月非製造業PMI 

※☆は特に注目の材料

 今夜は米5月ADP全国雇用者数や米1-3月期GDP・改定値などの重要統計が発表されますが、どうやら市場の関心はそこではなさそうです。

 昨日、大幅に利回りが上昇したイタリアやスペイン国債の動きや、つれて大きく下落したユーロの動きに注目が集まることでしょう。

 昨日のようなリスク回避ムードが続けばドル/円の108円割れもあり得る一方、リスク回避の巻き戻しが進めば109円台を回復する可能性もあります。

 いずれにしても欧州情勢を睨んだ展開となりそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:107.900-109.500円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)