本日は、英国と米国が揃って祝日につき、為替市場への参加者は極めて限られる。そのため、為替レートも大きく動く事はないというのが予想の大前提だ。しかし、市場に厚みがない場合には、むしろ値動きが派手になるケースもある。トルコリラのように買い材料がほとんどない通貨は、その傾向が強まりやすいと考えられるため要注意だろう。

 前週末25日にトルコ中銀は、輸出業者にドル建て債務をリラで返済することを認めると発表したが、付け焼刃の対応に過ぎず根本的なリラ防衛策とは言い難い。攻撃側の投機筋にしてみれば、トルコ当局の「手詰まり」すら感じるところかもしれない。25日のリラは、週末ということもあって下げ渋ったが、きっかけさえあればリラ売りが再燃してもおかしくない地合いだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)