昨日のドル/円は米長期金利の低下を背景に3日続落。NY市場では、トランプ米政権が北朝鮮との首脳会談を中止すると発表した事を受けて約2週間ぶりに109円台を割り込む場面もあった。ただ、会談中止をきっかけに大きく下げていた米国株が次第に値を戻すとドルにも買い戻しが入るなど、市場はこの問題をそこまで深刻視していないようだ。
 本日のアジア市場でムードが極端に悪化しなければ北朝鮮を巡る地政学リスクは尾を引かないだろう。もっとも、来週28日が米国の祝日とあって、ドル/円は週末を前にした調整地合いが続く公算が大きい。再び109円割れの可能性もある一方、109円台後半では上値が重くなりそうだ。
 本日の予想レンジ:108.800-109.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)