本日は、カーニー英中銀(BOE)総裁以下、ラムスデンBOE副総裁、サンダース委員、ブリハ委員ら、英金融政策委員会(MPC)の面々が、英議会財務委員会の公聴会で10日に公表したインフレレポートについて説明する。

 10日のインフレレポートではGDP見通しとインフレ見通しを下方修正。利上げバイアスは維持したが、「インフレ鈍化は予測よりも早くなる見通し」とした上で「今後数年で限定的な引き締めのみ必要」との見解を示した。これを受けて次回のスーパー・サーズデー(BOE議事録、インフレレポート、総裁会見がセットになった2月・5月・8月・11月のMPCをこう呼ぶ)における利上げ確率は5割を切った。

 その後もポンド/ドルは軟調推移が続いており、昨日の欧州市場では1.34ドル台を割り込み年初来安値を更新した。そうした中で行われる本日の議会証言も、ポンド相場の変動に繋がる可能性があるため要注目だ。証言では断続的に各メンバーの発言が伝わるため、ポンド相場は一喜一憂しやすいと考えられる。最終的にはBOEのスタンスが「それでも利上げに前向き」なのか確認したい。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)