昨日のドル/円は約4カ月ぶりの高値へと続伸。NY市場では、米長期金利の上昇を背景に110.85円前後までドル高・円安が進んだ。年内のドル安を予想していた投資家がポジションカバーの動きに走った事で、ドルが一段と押し上げられたとの指摘も出ていた。今朝方には、中国が対米貿易黒字の2000億ドル削減を提案したとの報道が伝わっている。なお、2017年の対米黒字は3752億ドルだ。
 報道が事実なら米中貿易摩擦への懸念は後退する事になるだろう。そのほか、来週に総額990億ドル規模の米国債入札が予定されている事もあって、米長期金利は上昇基調が続きやすいと考えられる。本日のドル/円は、111円台の回復を視野に入れた動きとなりそうだ。
 本日の予想レンジ:110.200-111.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)