東京市場のドル/円は、北朝鮮リスクや米中通商問題への警戒感などから小緩みましたが、米長期金利が高止まりする中、110円前半では底堅く推移しました。
欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
5/16(水)
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数(HICP)・改定値
20:00 南ア3月小売売上高
21:00☆ドラギECB総裁、講演
21:30 カナダ3月製造業出荷
21:30☆米4月住宅着工件数
21:30 米4月建設許可件数
21:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
21:30 クーレECB理事、講演
22:15☆米4月鉱工業生産
22:15 米4月設備稼働率
23:30☆EIA週間原油在庫統計
23:30 プラートECB専務理事、講演
5/17(木)
06:30 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
07:45 NZ1-3月期生産者物価指数
08:50 日本3月機械受注
10:30☆豪4月雇用統計
※☆は特に注目の材料
ドル/円は、アジア勢の利食い売り等をなんとかこなして200日移動平均線付近で踏ん張っています。
このまま下値を固めて昨日高値を超える展開に持ち込めるか注目したいところですが、そのカギはやはり米長期金利が握っているのでしょう。
米4月住宅着工件数、米4月鉱工業生産、EIA週間原油在庫統計などの重要イベントも、米国債の反応がポイントになりそうです。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:109.700-110.800円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
【今夜の注目材料】米国債の反応がポイント
2018-05-16 16:34

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