昨日のドル/円は小幅に上昇した。手掛かり材料難ではあったが、米長期金利の上昇を背景に109.60円台まで上値を伸ばした。米10年債利回りはNY市場終盤に3%を再び超えており、ここからさらに上昇するのかが本日の焦点となる。そうした中、最も注目すべきイベントは米4月小売売上高だろう。
市場予想は前月比+0.3%で、3月の+0.6%から減速する見込みとなっている。
 ただ、変動が大きい自動車および関連部品を除いた4月の売上高は前月比+0.5%と、3月の+0.2%から伸びが加速する見通しだ。雇用増や減税の効果によって消費が勢いを増した事が確認できれば米長期金利の押し上げ要因となり、ドル/円の110円台乗せも見えてくるだろう。
本日の予想レンジ:109.100-110.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)