メコンデルタ地方バクリエウ省人民委員会はこのほど、米系合弁会社エネルギーキャピタルベトナム(Energy Capital Vietnam)との間で、液化天然ガス(LNG)供給とガス火力発電所建設に関する覚書(MOU)を締結した。同省沿海地区の約100haの用地に建設される予定。

  計画によると、ガス火力発電所の総出力は3200MW(メガワット)で、3期に分けて10年間かけて建設する。2018~2021年の第1期で1000MW、2022~2024年の第2期で1000MW、2025~2027年の第3期で1200MWの発電所を建設し、順次稼働する。

  投資総額は約40億USD(約4360億円)に上る。このうち投資主の自己資金は少なくとも20%以上で、借入額は最大で80%と予定されている。

  エネルギーキャピタルベトナムの報告によると、ガス火力発電所の排気量は石炭火力発電所に比べ大幅に少なく、環境汚染を引き起こす廃棄物はほとんど排出しないという。また、過去50年間にLNGが外部に漏れる事故は一度も起きていないとしている。

  バクリエウ省人民委員会は、同案件が省の基本計画に沿っており、環境汚染の懸念が少なく、国家電力網への接続が容易なことなどから、案件の実現性は高いと評価している。(情報提供:VERAC)