昨日のドル/円は、決め手に乏しく109円ちょうどを挟んでもみ合った。5月に入り上昇が一服しており、相場は方向感を定めあぐねているようだ。本日はトランプ米大統領が発表するイラン核合意からの離脱の是非に関する判断に注目が集まっている。仮に離脱を発表すれば、リスク回避の動きが強まり円が買われる可能性もあろう。とはいえ、中東絡みの政治ネタが為替相場の主要テーマになったケースはほとんどない。残留でも離脱でもドル/円相場への影響は一過性にとどまるだろう。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、スイス中銀と国際通貨基金(IMF)が主催するイベントで討論会に出席する。演目は「金融政策が世界の金融情勢および国際資本フローに及ぼす影響」である。イラン核合意よりもこちらの内容に注目したい。
本日の予想レンジ:108.600-109.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)