北中部地方タインホア省ティンザー郡のギーソン経済区にあるギーソン製油所・石油化学コンプレックスは1日、2か月間にわたる試運転を経て石油製品を初出荷した。

  出荷されたのはガソリン5000m3で、ベトナム国内で販売される。同コンプレックスは近く、パラキシレンおよびユーロ5基準を満たしたディーゼル油なども出荷する予定。

  ギーソン製油所・石油化学コンプレックス案件は、◇ペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group=PVN)、◇クウェート国際石油(Kuwait Petroleum International=KPI)、◇出光興産株式会社(東京都千代田区)、◇三井化学株式会社(東京都港区)の4社が共同で展開するもので、投資総額は90億USD(約1兆円)に上る。

  同コンプレックスの原油精製能力は年間1000万tで、2020年には2000万tに倍増する見込み。国内の石油製品需要の40%に対応でき、国のエネルギー安全保障に大きく寄与するほか、国内の製油産業発展の後押しに繋がることが期待されている。(情報提供:VERAC)