昨日のドル/円は、ほぼ3カ月ぶりに109円台後半へ上昇した。米債利回りの上昇とともにドルが買われ、一時109.80円台まで上値を伸ばした。5月に入り再び米長期金利に焦点が当たり始めており、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)とともに、米財務省が発表する四半期定例入札の概要にも注目したい。トランプ政権の大型減税などで国債増発は避けられない見通しであり、供給過剰は利回り上昇要因となりやすい。
 一方、FOMCでは6月利上げの示唆が行われる可能性があり、こちらも米債利回り上昇に繋がりやすいと見る。米長期金利の上昇がドル高を後押しする流れは続くと見られ、ドル/円は110円台の回復から200日移動平均線(執筆時110.224円)突破を覗う展開となりそうだ。ただ、米債利回りの上昇やドル高に対して米株式市場が拒絶反応を示さないか、「セル・イン・メイ」にも注意しておく必要があるだろう。
 本日の予想レンジ:109.300-110.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)