ハノイ市を拠点に急成長中の新興不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)は、年末にも全額出資子会社「ベト・バンブー航空(Viet Bamboo Airlines)」の運航を開始することを目指している。同社は計画投資省と交通運輸省へ既に書類を送付しており、運航開始に向けた法的手続きを実施している。

  国内航空市場でベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)とベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)が圧倒的なシェアを握る中、FLCなど新規に同市場へ参入する民間企業は多くの困難に直面すると見られる。ただしFLCは、同社がリゾートを展開している各観光地を結ぶ路線をはじめとする同市場の開拓余地がまだ大きいとし、これらの路線に集中する方針だ。

  計画によると、国際線では日本や韓国、中国、シンガポール、タイ、香港、台湾などと、ベトナムの南中部沿岸地方ビンディン省や東北部地方クアンニン省、北中部地方タインホア省、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市などの国内観光地を結ぶ路線に就航し、将来的には米国やヨーロッパへも路線を拡大する。

  また国内線では、タインホア省、ビンディン省、メコンデルタ地方キエンザン省、フーコック島、ニャチャン市などを結ぶ路線を運航する。

  FLCは2017年にベト・バンブー航空を設立した。ベト・バンブー航空はビンディン省を拠点とし、資本金は7000億VND(約33億円)。(情報提供:VERAC)