昨日のドル/円は小幅続伸。日米首脳会談でトランプ米大統領から強硬発言が出なかった事などを背景に、貿易摩擦をめぐる懸念が後退すると107円台半ばまで上昇した。ただ、月初来高値(107.776円)を前に上値は重く、NY市場の米長期金利上昇も高値更新には繋がらなかった。シリア攻撃に日米首脳会談と、政治絡みのリスクイベントは無難に通過したが、次なるテーマが見えてこないのがドル/円の現状であろう。
 そうした中、ドル/円は本日も107円台でもみ合う展開が続きそうだ。なお、本日は米ワシントンでG20財務相・中銀総裁会議が行われる。「反保護主義」を広く共有できるかが焦点となろうが、共同声明などは出ない見込みとされており、大きな成果は期待できそうにない。
 本日の予想レンジ: 106.700-107.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)