フェローテックホールディングス <6890> (JQ)は半導体等装置関連事業、太陽電池関連事業、電子デバイス事業を展開している。半導体等装置関連事業の好調が牽引して18年3月期大幅増収増益予想である。19年3月期も収益拡大が期待される。株価は1月高値に接近している。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。
 
■半導体等装置関連事業、太陽電池関連事業、電子デバイス事業を展開
 
 半導体等装置関連事業(真空シール、金属加工製品、マテリアル製品など)、太陽電池関連事業(シリコン結晶製造装置、シリコン製品など)、電子デバイス事業(サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体など)を展開している。真空シールは世界シェア約6割である。
 
 17年7月CVD-SiCの韓国工場、8インチウェーハのインゴッド銀川工場および上海ウェーハ工場、9月セラミックス製品の杭州工場を竣工した。8インチウェーハの2次ライン以降の新工場は中国杭州市で19年下半期中の生産開始を予定している。また中国安徽省で部品の精密再生の新工場を着工した。
 
■18年3月期大幅増益予想、19年3月期も収益拡大期待
 
 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比15.1%増の850億円、営業利益が49.7%増の85億円、経常利益が32.1%増の75億円、純利益が35.1%増の44億円としている。半導体等装置関連事業の好調が牽引する。
 
 第3四半期累計は、売上高が前年同期比24.1%増収、営業利益が59,8%増益、経常利益が78.4%増益、純利益が84.1%増益で、通期予想に対する進捗率は売上高が79.2%、営業利益が84.4%、経常利益が84.2%、純利益が82.0%と高水準だった。通期利益予想は3回目の増額の可能性が高いだろう。そして19年3月期も収益拡大が期待される。
 
■株価は日柄調整完了して上値試す
 
 株価は4月16日に2844円まで上伸し、1月高値2900円に接近している。4月17日の終値は2667円、前期推定連結PERは約21倍、そして時価総額は約988億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)