昨日のドル/円は106円台後半へと小反落した。米中貿易戦争を巡る懸念は後退したが、今度はシリア情勢の緊迫化が市場心理を圧迫。トランプ米大統領が「シリアに向けた全てのミサイルを撃ち落とすと断言したが、(ミサイルが)やってくるから準備しろ、ロシア」とツイートした事からも覗えるように、シリア情勢のカギはシリアの後ろ盾であるロシアが握っている。たとえ米軍が空爆を行ったとしても、昨年のように一過性の攻撃に終われば市場のショックも一過性にとどまろう。ただし、仮にロシアが関与する事になれば状況は一気に混迷しそうだ。
 いずれにしても、現段階では「様子見」に徹するのが無難だろう。事態に変化が起きるまでは、ドル/円相場もポジション調整的な動きに始終する事になりそうだ。
本日の予想レンジ:106.000-107.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)