昨日のドル/円は107円台前半へと持ち直した。習近平・中国国家主席が、自動車を含む一部製品の輸入関税を年内に引き下げる方針を表明したことで米中貿易摩擦を巡る懸念が後退。これを受けて株高・円安の流れが強まる中、NY市場では一時107.40円付近まで上昇した。こうしたリスク選好の動きが続くのかが本日の焦点だろう。107.50円の上値抵抗を突破できれば108円台回復に向けて上昇に弾みが付きそうだ。
 ただ、シリア情勢の緊迫化や安倍政権の加計問題など不透明要素も少なくない。106円台半ばの水準が下値支持として機能するのかについても注目しておきたい。なお、材料面では米3月消費者物価指数(21:30)と米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(27:00)が注目される。
 本日の予想レンジ:106.500-107.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)