東京市場のドル/円は、習近平・中国国家主席の演説を受けて米中貿易戦争への懸念が後退した事から日経平均株価が堅調に推移する中、107.20円台まで上昇しました。

 欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


4/10(火)
16:45 ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演 
17:30 カプラン米ダラス連銀総裁、講演 
18:30 ホールデン英MPC委員、講演 
21:15☆カナダ3月住宅着工件数
21:30 カナダ2月住宅建設許可件数 
21:30☆米3月生産者物価指数
23:00 米2月卸売在庫 
24:30 ビスコ・イタリア中銀総裁、講演 
26:00 米3年債入札(300億ドル)

4/11(水)
08:50  日本2月機械受注
10:30 中国3月消費者物価指数 
10:30  中国3月生産者物価指数 

※☆は特に注目の材料


 今夜は米3月生産者物価指数が発表される予定ですが、ドル/円がこれに強く反応する地合いではなさそうです。

 市場の関心は(1)米中貿易戦争、(2)シリア情勢、(3)ロシアゲート、などに向かっている事でしょう。

 (1)に関しては習近平・中国国家主席の演説を受けて懸念が後退していますが、(2)については、トランプ米大統領が昨日「24-48時間のうちに重大な決定を行う」と述べており、空爆などの軍事行動が開始される可能性があります。

 (3)についてはトランプ米大統領の顧問弁護士の事務所に強制捜査が入り、当局が書類を押収したとの事ですが、それ以上の事はわかっていません。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:106.500-107.700円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)