昨日のドル/円は一進一退。一時107.20円台まで上昇したが、NY市場終盤には106.60円台へと押し戻された。懸案の米中通商問題に加え、シリア・アサド政権の化学兵器使用疑惑や、トランプ米大統領の顧問弁護士事務所への強制捜査など、「リスク」の火種があちこちで燻っている。「リスク」といえば、昨日はロシア株が11%もの暴落に見舞われたのも気がかりな動きだ。いずれも、現時点では決め手を欠くが今後の展開が気になる問題ばかりだろう。
 そうした中では「リスク」回避通貨の円を売る動きは限られそうだ。ドル/円は本日も「リスク」との見合いで一進一退の展開になりやすいと見る。なお、本日は習近平・中国国家首席による博鰲(ボアオ)アジアフォーラムでの演説が注目されよう。
本日の予想レンジ:106.100-107.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)