米総合不動産サービス大手のジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle=JLL)ベトナムはこのほど、ホーチミン市の2018年第1四半期の賃貸小売市場レポートを発表した。市中心部の小売スペースの賃貸需要は多く、賃貸料は高額を維持している。

  1区レロイ(Le Loi)通りにあるショッピングセンター「サイゴンセンター(Saigon Centre)」の1階(高島屋が入居)の月額賃貸料は1m2当たり147USD(約1万5700円)に達している。同じく1区のショッピングセンター「ダイアモンドプラザ(Diamond Plaza)」も同125USD(約1万3400円)に上る。

  市内の小売スペースの平均月額賃貸料は1m2当たり47USD(約5030円)で、このうち市中心部のショッピングセンターは平均77.4USD(約8290円)、中心部以外では平均37.5USD(約4020円)となっている。JLLによると、第1四半期の賃貸料は前四半期に比べ+1%上昇しただけだが、過去最高だという。

  3月末時点の市内の小売スペース面積は、ショッピングセンターが96万m2強、市場が4万m2弱。中心部にあるビル内の小売スペースの入居率は、いずれも90%を超えている。(情報提供:VERAC)