本日は米3月雇用統計が発表される。焦点は平均時給で、市場予想は前月比+0.3%、前年比+2.7%だ。これを上回れば米長期金利の上昇とともにドルが買われる公算が大きい。ただ、その場合は米国株が長期金利の上昇を嫌気して下落する可能性も捨てきれない。であれば、株価を横目に見ながらのドル/円よりも、ドル買いの動きはユーロ/ドルのほうで強まりやすいと考えられる。節目の1.22ドルを下抜ければ3月1日安値1.21548ドルを目指す展開となるだろう。足元で(ユーロの比重が約6割を占める)ドルインデックスが上昇しており、ドルは持ち直しの機運を強めている。そうした動きを後押しできるか、本日の米3月雇用統計に注目が集まっている。なお、米3月雇用統計の他項目の市場予想は、非農業部門雇用者数が18.5万人増(前回31.3万人増)、失業率は4.0%(前回4.1%)となっている。また、本日は米雇用統計発表の5時間後に、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が経済見通しについて講演を行う予定となっており、こちらも注目だ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)