昨日のドル/円は、米中貿易戦争に対する警戒感が後退する中、世界的な株価の上昇を背景に続伸。一時107.50円目前まで上値を伸ばして約5週間ぶりの高値を付けた。ドル/円が上昇トレンドへ転換したとの見方も出はじめる中、本日は米3月雇用統計(21:30)の発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演(26:30)が予定されている。米3月雇用統計の主な項目の市場予想は、非農業部門雇用者数18.5万人増、失業率4.0%、注目の平均時給は前月比+0.3%、前年比+2.7%と見込まれている。
 また、パウエルFRB議長の講演は演目が「経済見通し」とあって市場の関心も高い。これらを消化してもなおドル高・円安の流れが続くようなら、ドル/円の上昇トレンド入りはさらに現実味を帯びて来よう。一方、106円台に押し戻されて今週の取引を終えるようなら、105円-107円をコアレンジとするボックス相場入りの可能性もある。
 本日の予想レンジ:106.400-108.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)