本日の豪ドル/円は一時82.50円台に上昇する場面もあったが上値が重い。日本株が大幅に上昇したにもかかわらず、16時時点で前日終値付近のもみ合いが続いている。昨日の欧州市場では、中国が対米報復関税措置を発表した事を受けて81.20円台まで急落しただけに、米中貿易戦争の懸念が緩和したとは言え、素直に受け止められないのかもしれない。

 そうした中、NY市場では米2月貿易収支が発表される。やはり対中赤字が焦点で、前月の赤字額は359.5億ドルであった。2月の収支は中国の春節要因で大きくブレが生じる可能性もあるだけに波乱を呼んでもおかしくない。豪ドル/円は、米国の対中赤字の下ブレには反応しにくいが上ブレには反応する可能性がある。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)