本日は、米3月雇用統計の前哨戦として米3月ADP全国雇用者数が発表される。雇用統計の事業所調査と集計方法がほぼ同じとあって、非農業部門雇用者数の先行指標と位置付けられている。ただ、このところADP全国雇用者数に対する市場の反応は大きくない。前回2月分は市場予想20万人増に対して23.5万人増と好結果だったが、ドル/円は瞬間的に15銭ほど上昇したに過ぎなかった。その前の1月分発表時も10銭ほど小幅に上昇したのみだった。こうした反応については、米雇用統計の焦点が「雇用者数の増加幅」ではなく「平均時給の上昇率」に移っている事が影響しているのだろう。今回もADP全国雇用者数はドル/円の方向性に大きな影響を及ぼさない公算が大きい。とはいえ、6日の雇用統計を前にどうしても結果が気になるのは習性なのだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)