ファイバーゲート <9450> (東マ)は、3月23日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、インターネット無料マンション「FGBBR」の構築、保守、運営、サポート、PB提供。フリーWi-Fiスポット「Wi-FiNexR」の構築、保守、運営、サポート、PB提供。VPN構築等法人向ISP事業・モバイル回線の再販。通信機器の開発・製造・販売。インターネット広告事業を行っている。
 
 現在、同社の成長を牽引している大きな強みは、商業施設や店舗向けの「Wi-Fiサービス」と、「集合住宅向け入居者無料インターネットサービス」という電気通信サービスだが、独自の機器開発からシステム開発にいたるまで内製化することにより、顧客ニーズをスピーディに実現化することがビジネスモデル上の強みとなっている。
 
 特に今後はフリーWi-Fiサービスをプラットフォーム化していくことで、競合他社との連携を図り、Wi-Fiサービスにおいて新たなマーケットを創出することを中期的な目標としている。集合住宅向け入居者無料インターネットサービスの供給戸数は既に日本トップクラスの全国12万戸まで伸び、現在は30万戸到達を目標に営業を強化している。また、フリーWi-Fiサービスにおいては、プラットフォームの提供数が2.5万アクセスポイントを越え、10万アクセスポイント到達を目標に国内唯一のフリーWi-Fiプラットフォーマーとして圧倒的なシェア獲得を目指している。
 
 今2018年6月期第2四半期業績実績は、売上高17億4000万円、営業利益2億7300万円、経常利益2億5800万円、純利益1億6400万円に着地。
 
 今18年6月期業績予想は、売上高36億5300万円(前期比31.1%増)、営業利益4億0200万円(同11.8%増)、経常利益3億7100万円(同11.1%増)、純利益2億4000万円(同15.0%増)を見込む。上場で調達した資金は通信設備や管理システムの構築に充てる計画で、年間配当予想は、無配を予定している。
 
 株価は、上場2日の26日に公開価格1050円の2.27倍に相当する2388円で初値をつけ、同日安値2010円と下げた後、30日高値3005円と上昇している。3月27日大引け後にアクロディア、ラ・アトとの間でIoTを活用した不動産開発についての業務協力に関する覚書を締結したと発表。ファイバーゲートはラ・アトレと新築マンションと再生マンションのネットワーク環境の構築で協業しているが、アクロディアの「インターホン向けIoTシステム」を標準設備として導入することで付加価値をつけ、物件の魅力を向上させることから、業容拡大につながるとの期待感が高まっている。下値を切り上げ上値を伸ばしており、IPO人気が続く可能性はありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)