本日のグッドフライデーから週明けのイースターマンデーまで、多くの国が連休に入る。当然ながら、経済指標や要人発言の予定も少なく、手掛りは極めて乏しくなる。このためイースター休暇中の為替市場は取引が細りがちで、今年も大きなニュースがなければ主要通貨の値動きは期待しにくい。

 そうした中、イスラム教国のトルコでは2月貿易収支が発表される。昨日はトランプ米大統領がシリアからの米軍撤退に言及した事や、トルコ10-12月期国内総生産(GDP)が予想以上に伸びた事などからトルコリラが上昇。このところ、内政的にも地政学的にも悪材料が重なり史上最安値圏まで売り込まれてきただけに、昨日はポジティブ材料に比較的大きく反応した。なお、本日の2月貿易収支は57.0億ドルの赤字と予想されており、赤字額は1月の90.7億ドルから縮小する見込みとなっている。

 トルコリラ/円は昨日、27円台にワンタッチしたが、日足一目均衡表の基準線に上値を抑えられた。本日はこの基準線(26.980円)をクリアできるかが、目先の反発力を占う上で焦点となりそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)