ズーム <6694> (JQ)は、ハンディオーディオレコーダーを主力とする音響機器メーカーである。18年12月期2桁増収増益・増配予想である。株価は戻り高値圏から反落し、為替の円高も嫌気する形で水準を切り下げたが、調整一巡を期待したい。
 
■ハンディレコーダーが主力の音響機器メーカー
 
 ハンディオーディオレコーダーを主力とする音響機器メーカーである。マルチエフェクター、ハンディビデオレコーダー、プロフェッショナルフィールドレコーダーなども展開している。自社で製造機能を持たないファブレスメーカーである。
 
■18年12月期2桁増収増益・増配予想
 
 18年12月期の連結業績予想は、売上高が17年12月期比16.1%増の73億13百万円、営業利益が15.1%増の3億77百万円、経常利益が19.5%増の4億33百万円、純利益が17.9%増の3億40百万円としている。配当予想は5円増配の年間45円(期末一括)としている。
 新製品投入効果やイタリア販売子会社の新規連結などで2桁増収増益予想である。想定為替レートは1ドル=108円で、17年12月期1ドル=112円40銭との比較で円高を想定している。なお1円の円高は営業利益で約15百万円減少要因としている。
 
■株価は調整一巡期待
 
 株価は1月の戻り高値圏3200円近辺から反落し、為替の円高も嫌気する形で水準を切り下げた。3月26日には2050円まで調整して2月15日の2111円を割り込んだ。3月28日の終値は2172円で、今期予想連結PERは約15倍、時価総額は約50億円である。
 
 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、調整一巡を期待したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)