昨日のドル/円は、「リスク・オフ」ムードが後退する中で一時105.40円台まで反発。米中貿易戦争回避への期待から、米国株主要3指数が揃って3%前後の大幅反発となり、ドル高・円安を後押しした。なお、李克強中国首相はこの日、中米両国が交渉を続けるべきとし、米国企業のアクセス障壁を下げる方針を改めて約束した。
 ドル/円は、105.20円台のレジスタンスを上抜けた事で戻りを試す展開が見込まれるが、105円台後半から106円台前半にはチャート上のポイントが立ちはだかる。日足一目均衡表の転換線105.631円、20日移動平均線106.057円、日足一目均衡表の基準線106.262円(いずれも08:00時点)などをこなせるか注目されよう。
 なお、本日は、衆参両院で佐川前国税庁長官の証人喚問が行われる。森友文書改ざんの経緯が焦点となるが、証人喚問を受けて麻生財務相や安倍首相の責任論が高まるかどうかが市場にとっては気がかりな点だろう。
 本日の予想レンジ:104.800-106.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)