米国抜きの新たな環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)「包括的かつ先進的なTPP(Comprehensive and Progressive Agreement for Trans-Pacific Partnership=CPTPP)」の実行スケジュールによると、ベトナムは発効から10年目にエンジン排気量3000cc以上の自動車の輸入関税を撤廃し、13年目に全ての自動車の輸入関税を撤廃する。

  これにより、日本からベトナムへ輸入する自動車の価格が大幅に下がるものと期待されている。日本からの輸入車の大半は、トヨタのランドクルーザー(Land Cruiser)やレクサス(Lexus)、ホンダのオデッセイ(Odyssey)などが占めている。

  自動車の製造・組立・輸入・保守メンテナンスサービスの要件に関する政令第116号/2017/ND-CPでは、輸入要件の1つとして輸入元の管轄当局の車両品質証明書(VTA)の提出が求められている。しかし、日本はこの証明書を発行していないため、日本産の自動車はベトナム国内でほぼ売り切れの状態となっている一方、新規輸入ができない状況となっている。(情報提供:VERAC)