昨日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後にドル売りが優勢となった。FOMCは予想通りに利上げを決めたが、政策金利見通しで、年内の予想利上げ回数が3回に据え置かれた事や、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にハト派トーンが滲んだ事がドルの重しとなった。
 もっとも、経済見通しで来年のインフレ率予測を引上げ、政策金利見通しでも来年の予想利上げ回数を2回から3回に引上げた。成長率や失業率の予測も引上げられており、FOMCが米経済の先行きに自信を深めている様子が見て取れる。
 ドル/円はまたしても105円台に沈んでいるが、今回のFOMCはドルの下値を売り込む材料にはなりにくいと見る。安倍政権やトランプ政権に絡むネガティブなニュースが出なければ105円台のサポートは堅そうだ。
本日の予想レンジ:105.400-106.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)