16日のドル/円は米国の政治的不透明感(ドル売り)と経済的信頼感(ドル買い)が交錯した。アジア市場は米大統領補佐官の解任報道をきっかけに売りが先行し、欧州市場で105.60円台まで下落したが、NY市場では米経済指標の好結果が続く中、106円台を回復した。政治的不透明感といえば森友問題で支持率が急落している安倍政権も同様であり、本日は国会で同問題の集中審議が行われる。
 ドル/円は、引き続き日米の政治リスクによる下落に警戒が必要な局面だろう。ただ、値動きとしては105円台の底堅さが光っている。105円台半ばのサポートを維持できるかどうかも目先の焦点のひとつになりそうだ。
 本日の予想レンジ:105.400-106.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)