昨日のドル/円は下げ渋る展開だった。米中貿易摩擦への懸念などから1週間ぶりに106円台を割り込んだが、105.80円前後では底堅く推移。終盤には106.30円台まで持ち直して、この日のオープンとほぼ同水準でクローズした。その結果、日足は気迷い線と呼ばれる下影(ヒゲ)十字線で引けており、105円台でのドル売りに迷いが生じているように見受けられる。
 先週7日にも105円台にヒゲを伸ばした下影十字線が出現しており、これを起点として13日には107.20円台まで反発した経緯もある。チャート面からは、ひとまず下値不安が後退したと読む事ができそうだ。週末が迫り、来週にはG20財務相・中銀総裁会議や米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えているためドルの上値を追う動きにはなりにくいと見るが、106円台を中心に底堅い展開が見込まれる。
 本日の予想レンジ:105.800-107.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)