計画投資省傘下の海外投資局(FIA)によると、2018年1-2月期に認可を受けたベトナム投資家による対外投資案件は16件で、このうち新規が13件、追加が3件だった。
投資認可額は1億1495万USD(約123億円)で、このうち新規が8989万USD(約96億円)、追加が2506万USD(約27億円)。
業種別で見ると、銀行業への投資認可額(新規と追加)が1億0500万USD(約112億円)で全体の9割強を占め、断トツでトップに立った。また、卸売・小売業への投資認可額は725万USD(約7億8000万円 )で、2位につけた。残りは宿泊、飲料、IT、メディアへの投資となっている。
投資先別で見ると、ラオスが引き続きベトナムの最大の投資先となっている。以下、カナダ、日本、ドイツ、カンボジア、ニュージーランド、タイ、中国、ベリーズ、ミャンマーと続く。(情報提供:VERAC)
[ベトナム株]ベトナムの対外投資、サービス分野が圧倒的
2018-03-14 18:18

・Viet Economic Research & Advisory Corp (VERAC)
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム経済金融情報」「ベトナム株情報」「VIETJOベトナムニュース」の自社媒体を通じ、経済、金融情 報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業730社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査、産業調査、市場調査に強み。