米長期金利の上昇に端を発した資産市場の混乱は3月に入り収束。豪ドル/円は3月5日の81.485円を底値に切り返しており、前週末の米2月雇用統計が「強すぎず弱すぎず」の結果となった事で83円台後半へと反発。本日の東京市場では一時84.00円台まで上伸する場面もあった。

本邦財務省の決済文書書換え問題をめぐり麻生財務相に辞任の考えがない事がわかり、ひとまず円高リスクは後退。そうした中、本日も欧米株式市場は堅調な展開が見込まれる事から、豪ドル/円にも上値余地がありそうだ。まずは84円台半ばの日足一目均衡表の基準線を目指す展開となろう。これを突破できれば、週内には年始からの下げ幅の半値戻し(85.30円前後)が視野に入ってきそうだ。

(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)