東京市場のドル/円は、貿易戦争への過度な懸念が和らぎ106.20円前後まで上昇する場面もありましたが、日経平均株価が上げ幅を縮小する中で、105.90円台まで弱含むなど上値が重い展開となりました。

 欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


3/8(木)
21:30 米2月チャレンジャー人員削減予定数
21:45☆ECB政策金利発表 
22:15 カナダ2月住宅着工件数 
22:30☆ドラギECB総裁、記者会見 
22:30 カナダ1月新築住宅価格指数 
22:30 カナダ1月住宅建設許可件数 
22:30☆米新規失業保険申請件数

3/9(金)
10:30 中国2月消費者物価指数 

※☆は特に注目の材料

 トランプ大統領がぶち上げた鉄鋼・アルミへの輸入関税措置について、ロス商務長官は当初「例外なし」としていましたが、昨日になってカナダやメキシコへの適用を除外する考えを示唆しました。

 今夜29:30に、この関税に関する大統領布告にトランプ大統領が署名するとの情報もあります。

 一方で、弁護士が詳細を詰める時間が必要なため今夜の署名は難しそうとの情報もあります。

 いつものことながら、トランプ政権にやきもきさせられる事になりそうです。

 そのほか、今夜は欧州中銀(ECB)が金融政策発表を行います。

 「債券購入プログラムを延長・拡大する用意がある」としてきたフォワードガイダンスの文言を変更するのか否かが焦点です。
(欧米時間のドル/円予想レンジ:105.400-106.400円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)