インドを訪問していたチャン・ダイ・クアン国家主席は3日、同国のナレンドラ・モディ首相と会談し、両国間の貿易額を2020年に150億USD(約1兆5900億円)にするという目標達成に向け、取り組むことで合意した。両国は経済・貿易関係の強化を重要目標として、包括的戦略パートナーシップの中心に据えるとしている。

  両首脳は、ベトナムの国境警備用高速巡視船の建造に対する1億USD(約106億円)の融資と国防産業向けの5億USD(約531億円)の融資協定調印について早期に実現を図ることで一致した。また、海賊の取り締まりや航路の安全確保、非軍事的な航海情報の交換など、航海協力を強化することでも一致した。

  両首脳は、インド洋・太平洋地域の平和と安定を築く事の重要性を強調。これには、主権、国際法、航海と航行の自由などの尊重が含まれるとした。双方はまた、国連安全保障理事会の非常任理事国への立候補を相互に支持し合うことを確認した。

  クアン主席は、インド企業がベトナムの領土や領海、排他的経済水域(EEZ)内で原油や天然ガスの探査・採掘事業を拡大することを歓迎すると表明した。(情報提供:VERAC)