本日のオープン直後に、コーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任すると伝わり、ドル安・円高に振れている。コーンNEC委員長は自由貿易派として知られ、8日には関税賦課の阻止に向けてホワイトハウスで会合を行う予定だった。コーン委員長はトランプ大統領の信任も厚いと見られていただけに、大統領には今回の関税案を撤回する意思がないという見方にも繋がる。
 この報道を受けてドル/円は105円台半ばへと下落しており、2日に付けた約1年4カ月ぶりの安値105.251円を意識せざるを得ない展開となっている。これを下抜ければ、その勢いで節目の105円を割り込む可能性もあるだろう。良識派の米NEC委員長の辞任によってリスク回避ムードが広がる中、本日のドル/円は、主要国の株価動向がカギを握る事になりそうで、まずは日本株の動きが注目されよう。
 本日の予想レンジ:104.700-106.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)