東京市場のドル/円は、2月16日以来の106円割れとなりました。

 日経平均株価が軟調に推移する中、黒田日銀総裁が「19年度ごろに出口を検討しているのは間違いない」と発言した事を受けて105.70円台まで下落しました。

 欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

3/2(金)
17:10    メルシュECB専務理事、講演
18:30    英2月建設業PMI
19:00    ユーロ圏1月生産者物価指数
19:00☆  カーニーBOE総裁、講演
22:30☆  カナダ12月GDP
22:30☆  カナダ10-12月期GDP
24:00    米2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
-----☆ メイ英首相、Brexitについて演説

3/4(日)  
-----☆ 独SPD、大連立の是非について党員投票
-----☆ 伊総選挙
※☆は特に注目の材料

 今夜は見るべき米経済指標等はありません。

 昨日のトランプ大統領の関税賦課発表によって大きく傷んだ投資家心理の行方が今夜の見どころでしょう。

 株価の下げが止まらないようだとドル/円は2月安値(105.546円)を突破して105円割れを試す可能性もある一方、市場に安心感が戻れば、106円台後半まで戻してもおかしくありません。

 そのほか、今夜のイギリスや4日のドイツ・イタリアと、週末にかけて欧州の政治イベントが続きます。

 ポンド/円やユーロ/円を通じてドル/円相場にも影響が及ぶ可能性があるため注目です。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:105.000-106.600円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)