昨日のドル/円は106円台へと押し戻された。ドルは堅調だったが、日銀の国債買入れ減額や世界的な株価の下落を受けて円がそれ以上に強く、一時106.50円台まで下落する場面もあった。本日は、日経平均株価の月初高アノマリーにまずは注目したい。日経平均はこれまで20カ月連続で月初の第一営業日に上昇しているが、昨日の海外株安で記録更新に黄信号が点滅している。21カ月ぶりの月初安となれば、下げ幅によっては円高圧力が増す可能性がある。
 そのほか、NY市場では米1月PCEデフレーターや米2月ISM製造業景況指数などが発表される。PCEデフレーターは米連邦準備制度理事会(FRB)が注目するインフレ指標であり、ISM製造業景況指数は米国景気に対して先行性を持つとされる。いずれもドルの強さを測る上で重要な統計と言えよう。
本日の予想レンジ:106.100-107.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)