本日は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が就任後初の議会証言に臨む(24:00)。イエレン前議長と同様に緩やかな利上げ継続の正当性を強調する公算が大きいと見られており、そうであれば市場の反応も限られる見込みだ。まずは、先行して発表される証言原稿(22:30)で内容を確認したい。

 場合によっては、議会証言に続いて行われる質疑応答のほうが見どころが多いかもしれない。パウエル議長が、景気過熱やインフレ加速への懸念に言及すれば、当人にその気はなくとも、市場がタカ派的と受け止める可能性もある。また、一部には、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の議長会見を、これまでの2回に一度から毎回実施に変更するとの見方もあるようで、もし実現すれば利上げペースアップに向けた地ならしと受け取られかねない。こうした場合は、株式市場への影響も大いに気になるところだろう。本日の議会証言は、パウエルFRB議長の市場との対話力が試される事になりそうだ。
 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)